会社概要
BMRでは、治療薬の分野で培ってきました高度な抗体作製能力を活かして、インフルエンザに代表される呼吸器系感染症に対する抗体を開発してまいりました。
この高感度である抗体を迅速診断キット用の原料として、キットメーカー各社に供給しておりますが、市場占有率は50%を超えています。
呼吸器系感染症の迅速診断キットの市場は、北半球の先進諸国に集中しておりますが、主には蚊を媒介とするマラリアに代表される熱帯感染症にこそ本当の脅威があり、マラリアの検査回数は、インフルエンザのそれの8倍強にのぼっています。
当社では、開発を進めているマラリア、デング熱などの抗体をラインアップに加えることで、診断のための原料供給という細やかな領域ではありますが、広く社会に貢献してまいります。
- 名称
- 株式会社バイオマトリックス研究所
- 設立
- 2002年3月28日
- 資本金
- 95,500千円 (2022年12月31日現在)
- 代表者
- 代表取締役 野村 修
- 事業内容
- 迅速診断キット用モノクローナル抗体の開発・販売
沿革
- 2002年3月
- 千葉県野田市にて会社設立
「転写因子抗体の開発」並びに「遺伝子情報受託解析(マイクロアレイ・シークエンス)」を開始
- 2003年8月
- 本部機能と営業拠点を千葉県柏市に移転
千葉県柏市の東葛テクノプラザにラボを開設
- 2004年1月
- 営業所を大阪市西区に開設
- 2004年11月
- 千葉県柏市の東大柏ベンチャープラザにラボを開設
- 2006年3月
- 千葉県流山市に本社移転
- 2007年12月
- インフルエンザ迅速診断キット用の原料抗体開発に着手
- 2009年6月
- 抗体医薬の開発に着手
- 2010年8月
- インフルエンザ迅速診断キット用の原料抗体の販売を開始
- 2012年3月
- 経営体制を刷新。経営資源を抗体の開発・製造・販売に集約
- 2015年4月
- 事業拠点を流山本社に集約
- 2016年3月
- 熱帯感染症の原料抗体開発に着手